回遊魚ってどんな魚?よく聞く言葉だけど意外に知られていない話

ロウニンアジ

ダイビングのサイトや雑誌を見ていると、回遊魚という言葉が頻繁にでてきます。バラクーダやギンガメアジのように、グルグル渦を巻く魚を回遊魚だと思っているダイバーも、とても多いです。今回は回遊魚ってどんな魚かについて、書いてみます。

【1】回遊魚とは

一般的に回遊魚とは、その文字どおり、広大な海域を泳ぎ回って暮らしている魚のことを言います。大型の魚や群れを作る魚が多いため、ダイナミックでダイバーに人気があります。

【2】回遊魚の種類

代表的な回遊魚としては、マグロやカツオ、グルクマなどサバ科の多くの魚と、サメやエイの仲間、カジキやメカジキ類などが挙げられます。食卓でもよくお目にかかるイワシやマス、サケ、サンマ、ウナギ等も回遊魚の仲間です。

【3】回遊魚は止まると死んでしまうの?

回遊魚は泳ぐのをやめると呼吸ができなくなって死んでしまうという話をよく聞きます。しかしそれは、マグロやカツオ、ブリ、アジ、カジキ、外洋性のサメやエイ等一部の限られた種類のみで、大多数の回遊魚は、泳ぐのをやめても呼吸ができます。サケやマス、ウナギなどは居酒屋やお寿司屋さんの水槽や生け簀の中で、止まってじっとしているところをよく見ると思います。また、ホオジロザメやメジロザメ、イタチザメに代表される外洋性のサメやマンタは泳ぎを止めることはできませんが、ネムリブカやネコザメなどのサメや、アカエイ、ヤッコエイなどのエイは、砂の中で止まって眠ります。

マグロのイメージが強いためか、回遊魚=止まると死んでしまう魚、と考えている方は多いようですが、泳ぎ続けていなければならない魚は、回遊魚の中でも一部だけです。グルグルとトルネードを巻いている魚が回遊魚なわけではありません。

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