楽しく安全に潜るための潮汐についての基礎知識

ダイビングの基礎知識

どこの海でも、必ず潮の満ち引きは起こります。潮の干満によって、流れが発生することもあります。それを知って潜るのと知らずに潜るのとでは、魚との遭遇率だけでなく、安全面で大きな差が出てきます。今回は潮汐について、知っておいて欲しいことを書いてみます。

【1】潮汐はなぜ起こる

潮汐は、地球と月、太陽の重力の関係で起こります。潮汐とは、海面が12時間あるいは24時間の周期で動くことを言います。

【2】潮の干満について

ある地点での潮の干満は、通常一日に干潮と満潮が2回ずつあります。また、干潮から次の干潮、あるいは満潮から次の満潮までの時間は、12時間25分と言われています。そのため、ある地点での満潮と干潮の時間は、一日毎に50分ずつ遅れていきます。そのため、干潮あるいは満潮が一日に1回しかない日も出てきます。

【3】潮の大きさについて

潮が満ち引きする際の潮位の大きさを言葉で表したものが潮名と言います。旧暦の1日(新月)や15日(満月)の頃には、潮の干満の差が激しい大潮となります。8日(上弦)や23日(下弦)の頃は、あまり潮が動かない小潮と呼ばれます。また、それから2日程度すぎると長潮、その翌日が若潮、その後中潮を経て大潮となります。

【4】潮の流れについて

干潮の前後と満潮の前後、わずかな時間は潮止まりと呼ばれ、この時間は潮はあまり動かないと言われています。この時間を過ぎると潮は徐々に流れ始めます。したがってダイビングをする際は、この潮止まりの時間を頭に入れておく必要があるでしょう。また潮の流れる早さは、大潮の時ほど早くなります。

【5】潮汐と魚について

一般的に、大潮の時ほど魚が多いと言われます。また魚やサンゴの産卵は、大潮の時に行われることが多いと言われています。

潮汐はとっても奥の深いものですが、少しずつ知識として知っていくことにより、ダイビングの幅が深まっていくものと思います。

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